#117 スタートアップとは身分不相応であること
Tohjiのライブを見ながら思えたこと
先週の日曜日にTohjiのラストライブを見に行った。この読者でTohjiの存在を知っている人はどれくらいいるだろうか。おそらく10代・20代での認知度と30代以上で全く違うのではないか。
と自分も書いていたが偉そうにいえた身分でもなく、canteenと関わりだしてからライブにいく機会が増えハマったので、別に自分も世代ど真ん中でもなければ、元からの興味で知っていたわけではない。
自分はhiphopに詳しいわけではないので、Tohjiの凄さについては一旦自分が書くことは辞めておくがとりあえずこんな盛り上がりなんだというのと曲はぜひサブスクなどで聞いてほしい。
今回は音楽論とかではなく、Tohjiのライブをみながら考えたことについて書いてみる。
スタートアップとは何なのか
下記は2024年ぐらいの記事だけど、この数年はスタートアップという定義についてずっと考えていた。まあ正直ないんだろうけど。別にVCから調達をしているのがスタートアップでもなければ、ソフトウェアつくっていたらスタートアップでももちろんないし、ただ起業したことがスタートアップかというとそうでもないと思う。一方でスモビジという言葉がしばらく言われていたが、スモビジとスタートアップは何が違うのか?みたいなことをうだうだと考えていた。
そういった問いを抱えながらこの数年を走ってきたけど、Tohjiのライブをみて東京ドーム公演の発表をみたときに、ああこういうのがスタートアップかもしれないというヒントが掴めた気がした。
身分不相応な挑戦をしていることがスタートアップなのかもしれない
身分不相応っていう言葉をつかうときつい表現なのかもしれないが、その企業の与信以上の挑戦をすることということがスタートアップ性に繋がるのではないかとこの東京ドームの発表を見て思った。canteenのようなインディペンデントな少人数の事務所が東京ドームでライブやるなんて身分不相応だと思う。でもそれにあえて挑戦していくこの態度。これこそがスタートアップ性なのではないかと思えた。
これに限らず身分不相応な挑戦をしようとしているからこそ、もしその挑戦に対して資金が必要であればベンチャーキャピタルという存在が必要で、つかってもいい。そういった挑戦をしているから、周りから協力が得られるかもしれないしアテンションが集まる。もし自分の身分にあったようなぐらいの挑戦しかしていないのであれば、周りからも応援されないかもしれない。自分ができる範囲を超えて何かを成し遂げようとした時に、その挑戦はスタートアップ性を帯びるのかもしれない。だからこそ奇跡が起きるし、普通では起きないことがおきる、熱量が人に伝わる。だからこそ人から協力されないとスタートアップなんてなにも成し遂げることができない。奇跡は人を通じてしか起こらないのはスタートアップの成長を見てきて実感がある。
その人や企業がやれそうなことをやるのはスタートアップ性がないのかもしれない。もちろんだから悪いとかは全くない。ただその自分なりの解釈としてのスタートアップ性の話である。やれそうでないことに対してその背伸び・身分不相応性の距離感によってスタートアップになるのか虚言になるのかもかわるかもしれない。適切な距離感の身分不相応感。もしかしたら届くかもしれないが、基本はきつくないか?という話に挑戦していくこと。それが自分なりのスタートアップという条件なのかもしれない。
しかしその距離感が遠すぎても人から信じることができない。旗を掲げる時に適切な身分不相応の距離感とかを決めるセンスというのは起業家に必要なのかもしれない。5年でGoogleを超える時価総額をつくる企業をつくるとか、そういったものは現実的ではなさすぎる。(50年プランとかならありえるかもしれないが)なにかその届きそうで届かないぐらいのものを掲げていることが重要な気がしている。
できっこないをやらなくちゃ
なのでこの発表を聞いた時にはそりゃあ大変なことしてんなっておもう一方でリスペクトを改めて感じた。
ぜひそういった身分不相応なことを仕掛けていく挑戦はもっと増えていってほしいし、そういった世の中になってほしい。そんなことを思いながらTohjiのライブの最後のほうは考えながら見ていたし、なにかこの数年考えていたスタートアップとはどういう存在なのかについて言語化が進んだ気がした週末だった。
サンボマスター先生もできっこないをやらなくちゃといっていたが、できることから考えるのではない思考がスタートアップ性を産むのだと思う。
ということで、東京ドームでライブをするのがインディペンデントなレーベル/事務所でhiphopでってあんま調べてないけど、相当ないのでは?と思うので、そんな挑戦を成し遂げようとしている姿をみたい方ぜひチケット売り出しているので東京ドーム行ってみてほしい。
-チケット先行販売
https://ticket.pia.jp/piasp/rsv/tohji/tohji26sscs.jsp
ここからは有料登録の人のみ見れるようにしているが、より踏み込んだ思いを書いてみる。おまけ程度なのでそこまで読む必要はないけども、こういうふうに有料登録している方にはおまけっぽく書いていこうと思う。






