今年ももう残すところ少なくなりました。たかだか1週間ぐらいの休みというかほんと、数日の話なのですが、年末になると締め感がでるのは嫌いじゃないです。街とかも結構ソワソワしてて、なんとなく浮ついてる感があって好きです。今年から初めたメルマガでしたが、どんな変遷をたどったかというと、
メルマガの扱いの変遷
①noteあんまり好きじゃない(いろいろあったから)
②Twitterに自分の意見書きづらい(治安悪化)
③メルマガだったら登録してくれる人だけだから自分の意見書きやすいのでは>このメルマガ誕生
④何本か書いたり送ったりしてみたけど、これ手軽に書くには毎回メールが登録してくれる人の元に届くのうっとうしいだろうなと思い、また駄文を読んでもらうのにメルマガ登録してくれ!っていうのが少し耐えられなくなり筆が止まる
⑤でも、文章を書くことはもっとやりたいな。メール飛ばずにかけるしnoteでもTwitterでもないもの。。Blogだ(原点回帰w)What’s to come 誕生
⑥Blog更新しているけど、自分の調べていることとかもう少しアウトプットの多様性はほしいな。メルマガどう来年から活用しようか考え中(今)
という変遷をたどって今にたどり着いてますw
なので来年はもう少し活用したいなとも思いますし、見てくれる人は見てくれるぐらいのテンションで書いていこうかなとは思ってます。こういった情報発信ってふとした瞬間はなんでやっているんだろうと思いますが(なんで誰も聞きたくない妄想をポエってるんだよってふと思うときはあるんだよ)仕事上自分の説明コストを落とすためには確かに有効なときもあるので今後も大事に指定校とは思ってます。
ブログ上では主に投資したときには、自分がなんでどういうふうに考えて投資をしたのかを少し詳しく書くことにより、自分の好みであり未来やスタートアップ投資に対する考え方をちゃんと伝えられるようにしているつもりです。
あとやっぱり最近改めて気づいたんですが、飲み会とか大勢の集まりがそんなに得意でない自分にとってはそういったイベントの代替としてもこういった文章であり何かを通して誰かに伝えたほうが楽だなって思いました。
来年はもっとまだまだ書けてない頭の中で眠っているアイデアや描いてみたいテーマがあるので長い文章を書いていきたいと考えてます。
今後のメルマガの方向性
まだはっきりとは決まってないですが、ブログで描いた記事の紹介をしながらもブログほど煮詰まってないアイデアや、調べてて面白かったスタートアップとか考え方とかをまとめていくようなことをして行こうかなと思いつつ、本当に更新できていくのかは謎ですね・・頑張りたい
なんかもし万が一質問とかこういうこと聞きたいとかあったら下記リンクから質問していただければ幸いです
https://querie.me/user/nakajish
-ブログ記事抜粋
2022年の担当新規投資の振り返り
今年の新規投資の振り返り記事です。2022は17件ほど新規投資をしております。2021年は16件だったので、まあほとんど同じペースといえば同じペースですね。いろいろ面白い仕込みはできたかなと思ってます。まあシードなんてこれからのものしかないので、成功するかどうかはこれからですが面白いかどうかでいうと面白いという自信はあります。
この面白いっていう感情は大事にしてます。儲かりそうより面白いっていう中に爆発する何かが隠れているんじゃないかなと個人的には考えてます。頭がいい人が考えた儲かりそうには大きなαは存在してなくて、なぜなら頭がいい人は多くいるから。そうなじゃなく面白そうという感情っていうのはエゴであり主観が多くでるはずで、そこにαの源泉がある気がしているからです。
2022年初に書いた投資注目領域の振り返り
振り返り記事が続きますが、年初に毎年(いまのところ)書いている今年の注目領域・テーマに関する振り返り記事です。そこそこ当たっているものもあれば全然外れているものもあってエンタメとして面白い気がするのでぜひ。
一方来年するか迷ってます。Generative AIとかWeb3など含めて書くネタはあるのですが、まあなんというか来年1年を予想するっていう行為に面白みが自分の中でちょっとなくなってきている感があります。ぶっちゃけそんな1年先の予想なんて日経新聞読んで、情報収集をしてたらだれでもできることしか言えないんですよね、多分。
もっと5−10年後の変化量が大きい未来について自分は考えるのが好きなので、そういったテーマで書いてみるのも面白いのかなとか思ってみたりしてます。
VCはだれからあたるか:GPs or Others
全然最近書いた記事ではないのですが、一番PVがでたかつ反響があった記事。VCの中からインサイトをもって書いた記事だったので反響もあったのかなと。ここらへん本音含めて書きすぎると誰かに怒られそうな感覚もあってちょっと怖いんですよね。
でもVC歴が5年を過ぎていて、なんというかこの業界って1−3年ぐらいの若手か、超長い人っていうのが二極化してきた業界ではあるなと思うので、まだまだ自分も正直実績もだしていない若手ではあるものの、少し長くこの業界にいる身として情報の非対称性はなくしていきたいなと考えてます。
-Column
最近少しした友人である松田将英さんが、ギャラリーで展示しているということで見に行ってみました。すごいセンスがインターネットぽくて自分は本当に好みなアート作品を生み出している方です。(賛否もありますが)
詳しくは解説は下記の記事などをよんでいただくとあの展示も松田さんだったのかっていうのがわかると思います。常にお茶したり話している中で、アナーキーなんだけどどこかおちゃめな感もありオシャレ感もあるような作品・展示が多く面白い。
http://boundbaw.com/world-topics/articles/122
自分の仕事は”問う”仕事だと思っていて、アートも社会に対して”問う”ものであるとおもうので、そのアナロジーを勝手に感じ取って好きなんだろうなって特に松田さんの作品とかを見て思ったりおもわなかったり
3Fがまだ完成してないようなので、気になる方は年始にいかれてもいいなじゃないかなと思います。展示場所は下記から
https://eukaryote.jp/exhibition/shoei_matsuda_solo_ex/
下記展示の内容の引用
松田は1986年生まれ、インターネット社会を鋭く批判しながらも、その仕組みに染まらず、構造的な側面のみを利用し、社会的・文化的な問題を顕在化させるアーティストです。
2010年代より匿名のネットパーソナリティとして活動を開始。《サザエbot》など複数のアカウントを介し、人々と協働するイベントやインストラクション、パフォーマンスによって大きな注目を集めました。ソーシャルメディア以降の主体や作者性を問うその活動は、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性を生み出す実践として高く評価され、2016年には世界で最も歴史と権威のあるアルス・エレクトロニカ賞にて、日本の個人では初となるデジタルコミュニティ部門での受賞を果たしました。
2016年よりベルリンに移住。2020年に帰国し、実名での活動を開始。浸透したネットワーク環境に基づく鑑賞体験の設計や、タイムラインにおける大衆心理の可視化、ホワイトキューブにとらわれない大胆かつ詩的な芸術実践は、新世代のコンセプチュアル・アーティストとして注目を集めています。
本展「Extreme Conceptual」は、歌舞伎町の路上に設置されたNFT自動販売機や、巨大な絵文字バルーンで注目を集めた《The Laughing Man》、東京オリンピックと同時期に発表され、国内外のメディアで多数紹介された《Ripples》、ハッシュタグ投稿数で価格が決まる《Portrait》、作品販売にサブスクリプションシステムを導入した《White Magazine》など、代表的な過去作のインスタレーションで構成されます。
同時に、これまで語られることの少なかったコンセプト、ドローイング、独自のセオリーを含むプロポーザル資料、そして背後に忍ばせたタグラインを公開。アートのみならず、マーケティングやコンサルティングで用いられるフレームワークから、ソーシャルイシュー、技術トレンド、スピリチュアルにまで及ぶ横断的なリファレンスのカットアップが初公開されます。
ランダムに打たれた過去作の点から、作家像を星座のように浮かび上がらせる試みは、アルゴリズムやアポフェニアによって進行する「陰謀論の時代」への警鐘とも捉えられます。平坦化された時間と空間が幾重にも重なり合うプロットを、私たちは解読することができるのでしょうか。あるいは、解読することは正しいのでしょうか。本展3階にて公開される映像作品で、松田は以下の言葉を引用します。
「分析すればするほど、物事が曖昧になる。」(ティモシー・モートン、哲学者)
過去作展であると同時に新作展でもある本展で、松田は鑑賞者にさらなる揺さぶりをかけます。是非ともご覧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。